ほげほげ

フルバンでもたまにやりますが、ま、例えばホーンセクションでバンドの後ろで吹いてるときに、エキサイティングで華やかな効果を狙って指定してなくてもオクターブ上げることがあります。


でも、どこでもかしこでもオクターブ上げちゃうと、下の音と2オクターブ離れちゃって、しかもダブルハイC近辺でピヨピヨした音でしか吹けないと、妙ちきりんに聞こえることが。


それで満足なら良いんですが、計画的ではないタブ上げ(オクターブ上げること)は、凄く変で、結局ハイノートを吹くことだけだけに満足してるようにしか聞こえないような演奏が時々。


確かにトランペットのハイノートは気持ちが高揚するような効果があるし、独特の爽快感があるけれども、爽快だからとシーブリーズをずっと塗りたくっていては感覚がオカシクなる訳でして。


ハイノートが出るだ出ないだ、はトランペット奏者にとっては永遠のテーマでもあるんですが、ハイノートは効果的に使ってナンボでもあります。


楽譜通りのハイノートでも、その吹き方やニュアンスは結構難しいものがあって、音量があるだけにバンド全体を活かし出来るし、台無しにもしちゃえる。


自分の満足のため「だけ」の演奏には決してなりたくないなぁ、と新年思いました。


あ、あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!


m(__)m